「この世はお金が全て、みたいな皮肉たっぷりの猥雑でパワーあふれる音楽劇だった!」「山本耕史さんが唄うのとマルシアさんが唄うのとでアレンジも違うし場面も違うしで全く違う曲に聴こえて興味深い!」「中尾ミエさんのアースラ感がハンパない!」
(©KAAT神奈川芸術劇場)
公演中【2016年9月6日(火)~9月22日(木・祝)】
『マハゴニー市の興亡』とは
劇作家ベルトルト・ブレヒトと「三文オペラ」での名コンビで知られる作曲家クルト・ヴァイルが組んだ「マハゴニー市の興亡」は、欲望だけが支配する街マハゴニーの隆盛と衰退を描く物語。行き場を失ったお尋ね者たちが作ったこの街は、世界の欲望を吸収して人々の夢と希望をむさぼり膨張。皮肉な繁栄の影で忍び寄る破滅への予感とともに、悲しいファンタジーが幕を開けます。ブレヒトらしい毒に包まれたこの作品は、1933年にナチスが上演を禁止し、再注目されたのは1960、70年代。 欧州では著名な作品となったこの作品も日本ではほとんど上演例がなく、今回の上演が貴重な機会になることは必至です。-KAAT神奈川芸術劇場-
『マハゴニー市の興亡』を観た人の感想、評価、口コミ
マハゴニー市の興亡 とても面白い舞台でした スガダイローさんの音楽も 観てない人は観た方がいい 観た人もまた観たい 色んな角度から観てみたいと 思うでしょう まだまだたのしみですね
中尾ミエさんのかわいいベイビーがアレンジされていたり、もう全体がマハゴニー市✨
『マハゴニー市の興亡』の音楽、もともと難しいんだけどスガタイローさんが思いっきり楽しみながら攻める音作りしてて。そこらじゅう仕掛けとか遊びがどさどさ仕込んであって、聞き惚れてるといきなりズルっ(ノ_ _)ノってなったりするんで気が抜けない。歌う山本耕史氏はもはや国宝級だと思う。
『マハゴニー市の興亡』鑑賞。元はオペラだったそうで、そう言われれば確かにそんな感じ。演出家が音楽劇に組み立て直したそうだが、とても歌が多い。どのシーンもちょっと芝居があってその後必ず歌。劇場の1階席の前半分を潰して舞台にして、これから何が始まるのかちょっとドキドキだった、のだが。
『マハゴニー市の興亡』プレビュー2日めを市民席で。なんせブレヒトだし物語は極めてシンプルでえぐいw 世界観は(・∀・)ウン白井さん。んで今回公演は音楽がめっちゃいい!ヴァイルの楽曲の複雑さ不安定さを存分に活かしてさらにキャストの声質に沿うジャジーなアレンジがかっこよすぎて鳥肌。
自分の現実の重さは、他人からすればあまりにも軽い。命さえも。歌と音楽が華やかに力強く、根拠のない自信や快楽をまとって舞えば舞うほど、見えない闇の深さに背筋が冷える…。 『マハゴニー市の興亡』、想像以上に胸の底に響いて疼く舞台でした。
劇場デカっ!!奥が長いのよ! 歌あり、ダンスあり、生バンドあり! 楽しかった! 楽屋挨拶も行かせてもらえて! 感謝感謝です! あー元気出たー!
中尾ミエさん・古谷一行さん・山本耕史さんなどの迫力ある演技をビックリするほど近くで感じられて…凄い! 中尾ミエさんとは勝手に目が合った気がして超緊張! この舞台、観るならマハゴニー席をおすすめします。
凄かった❗👏 生演奏も最高⤴⤴ お酒が一緒に飲みたくなる(笑)歌も最高⤴⤴ 鳥肌がずっとたってた❗😱 最高のショーでした❗👏 本公演も行くので、どうなっていくのか楽しみ✨市民席もすごくいいと思う。夢の劇みたいに全方向から観たくなる❗観た方が良い❗
20分の休憩。これ凄い❗❗✨ずっとにやにやしっぱなし❗❗白井さんやっぱり凄い✨
「マハゴニー市の興亡」 主役の山本耕史くん、悪くはないというか、十分及第点だとは思うのだが、自分は彼にはもっと何かを期待しちゃうところがあって、そういうプラスアルファは感じなかったかな。 本公演では、どこかひとつ突き抜けてくれると見てて楽しいと思うのだが。
「マハゴニー市の興亡」 アンサンブルで気になった方々がいるのだが、名前がわからず。 バーの用心棒/ボクサー/カメラマンの長髪でガチポチャの方。帽子かぶってて、終盤で客席下手通路前に座ってた方。 女性ダンサーで金髪ショートの方、あのややこしい音の取り方が良かった。
山本耕史さんの歌と言葉、役への真摯な取り組みに感心しきり。スガダイローさんチームの音楽も流石でしびれます!白井さんが芸術監督になってからKAATの舞台(装置としても)面白く目が離せない!白井ワールド全開~
マハゴニー市の興亡 山本耕史さん、上條恒彦さん、古谷一行さん、中尾ミエさん、それぞれに隠しメロディが配置されておりますので全部発見した方には景品を送りましょう。 なおマルシアさんの隠しメロディは強烈すぎて未だに配置できずにいます。
マハゴニー市民席で、舞台上での観劇。基本的に観客席に向かってのお芝居を斜め後ろから眺める形で、舞台に居るものの幾分排除感も味わい、やや醒めた目線になる。その分、観客を突き放すブレヒトらしさを強く味わえる席でした。
問題作と言われるだけあって、もう理不尽だらけ。最悪のジャン・バルジャンの「ああ無情」とでも言いますか、でもなぜだか居心地よく気持ち良い。
今日は稽古休みでKAAT神奈川芸術劇場にて白井さん演出のマハゴニー市の興亡を観劇。ペール・ギュントでもお馴染みスガダイローさんらの奏でる音楽が心地よかったし、その音に乗せられたメロディー、歌声は素晴らしかった。圧巻の白井ワールド! pic.twitter.com/xt8AyBPDa6
— 加藤和樹 (@kazuki_kato1007) 2016年9月6日
マハゴニー市の興亡。見所満載。正面からだと、白井さんが市民席を誘ってるアレコレに気付けて楽しい。1回だけ観る尊さ楽しさもあるけど、今回は有難い事にリピートできる現実。またじっくり観たい聴きたいあそこもここも楽しみだ。そしてコウジヤマモトの歌声!これが聴きたかった。待ってて良かった
マハゴニー市の興亡。これは好きだ。こういう最後がキライじゃないしとにかく音楽がイイ。格好良い不協音だなあ。メロディは口ずさみやすくても伴奏がわざとズレた音階をなぞってるとか、歌の旋律自体が難解なのとか。歌と伴奏が同じ音を奏でてる曲が苦手なので、それがほとんどないのも格好良い。凄い
マハゴニー市の興亡 KAATにて 快楽と金に溺れに溺れた人間を描くオトナ向けのジワジワ攻める音楽劇で面白かった。オペラだったってのも凄いな。でも…最近の白井さん×耕史さんの作品ってどれも似たような雰囲気。ヴォイツェクほどの衝撃は無し
「マハゴニー市の興亡」プレビュー初日観てきました。やばかった…息をするのを忘れる感じ…圧倒された…あっとゆーまに1幕終わって、あっとゆーまに2幕も終わった。
「マハゴニー市の興亡」 12列までを潰して舞台を延長し、13列の客席足元まで地続きに。舞台のサイドには3段の市民席が100席ほど。舞台は近いし通路も使うが、客席と舞台空間が繋がった感じはあまり。一つには音楽劇だからかな。もう一つは音がマイクなので、物理的に役者が近くても音が遠い。
マハゴニー市の興亡は、こわい話でもあり、愉快な話でもあり、現実に持ち帰る部分もあり。ジャックとジョーは超キュートだった(*´ω`*) ジムとジェニーと、ずいぶんJを重ねたね。女性陣みなさん素晴らしくかっこよかった…キレよくせくしーに煽ってくださってクラクラ♡
「マハゴニー市の興亡」終了。うーん、白井さんの演出はトラムでとかACTでの方が好みに合うな。山本さん×白井さん×KAATはどうも似た印象になる。よく言えば、白井さんの伝えたいこと、形にしたいことがぶれないということなんだけども。今日は市民席だったので、いろいろ面白かったけれども。
「マハゴニー市の興亡」を観にいってきました。 山本耕史さんのお芝居や歌がとても素晴らしく見入ってしまいました。 女性のキャストの方々もとてもセクシーで、とても参考になりました!笑 面白い演出の仕方などたくさんあり、勉強になりました!
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『マハゴニー市の興亡』を観た人の感想、評価、口コミ
「マハゴニー市の興亡」 ブレヒトの戯曲で、書いたのは「三文オペラ」の前、初演はこちらが後だと。そのせいか、なんとなく似てるというか、対になってそうな部分も。 1927年の戯曲のせいか、自分には問題意識があまりよくわからないままで終わってしまった。 市民席の存在価値もあまり感じず。
白井晃演出『マハゴニー市の興亡』昨日ソワレ観てきました 個人的に大当たりだったし満員とかではなかったけど客層がよく最後本当に総スタオベでビックリした とてもいい舞台でした
「マハゴニー市の興亡」、舞台上の「マハゴニー市民席」で見ました。目の前で役者さんたちが動き、踊り、様々な段取り配置換えが行われる。やっぱり、舞台を作るってものすごい誘惑的ですね。
KAATにて『マハゴニー市の興亡』金がすべての世界だけど自然には逆らえない。終焉のデモが現実世界の混沌さに通じて身がつまされる。いろいろ考えさせられつつ、音楽のすばらしさに酔いました。アラバマ・ソングがまだ耳に残っている。
マハゴニー市の興亡を観劇。この世はお金が全て、みたいな皮肉たっぷりの猥雑でパワーあふれる音楽劇だった。 もともとオペラだったものをジャズテイストに作り替えてあって不安定な不協和音的な音が劇にぴったりだった。
『マハゴニー市の興亡』 バンドも音圧が凄くてそのままライブやってもいいんじゃないかっていうかっこよさ。アフタートークによると、スガさんは本番中に暴走しがちで白井さんにちょこちょこ怒られてるとか(笑)あと8割方酔っぱらった演技の山本耕史は身体の力が抜けて声が出しやすいらしい。へぇ~
『マハゴニー市の興亡』KAAT とにかく音楽とダンスが凄かった!複雑なメロディを高音から低音まできっちり歌いきる姿にしびれた。ヤマコー先輩、凄くいい声してんのね(笑)女性のアンサンブルのダンスもキレッキレで終始目が釘付け。かっけ~!
「マハゴニー市の興亡」観劇。このピンクキャデラックの上で歌う山本耕史にはブロードウェイ版ヘドウィグが重なり、いっそ網タイツ姿でもOKな気分になる。最後の(ステージ席の観客も参加の)デモ隊はそのまま現実社会に出て行くかのようなパワー!
マハゴニー市の興亡二回目は市民席で観た 役者の皆さんが本当に聞こえない範囲まで演技している 市民席最前だったので、本当に目の前に立ったり座ったりしているし割と話しかけてきたりもした 生バンドの音圧もすごい 出だしからその勢いでいけるのかってくらいダーン!とくるんだもんなあ
「マハゴニー市の興亡」は幼なじみを連れて行った。音楽をやっていたことのある友は耕史くんの声は特徴があって他の人にはないことを羨ましがっていました。
「マハゴニー市の興亡」って何かを伝えようっていう作品ではない気がする。だって、あの場でいったい誰が正しいことをいっているの、主人公でさえ正しくない。人間の欲と自由をそのまま見せてくれてるだけ。何を思うのかはあんたの勝手にしなよ、っていう印象を受けた。私はこういう作品が好き。
マハゴニー市の興亡。ずっとうなづきっぱなしのトークショーだった。阪さん、その人酔っ払いの役ライフワークのヘド姉さんで慣れてますから。ヨッパは全身力抜けてるから、声が通ってくれて思いのほか喉が楽だそう。自分の足に引っ掛けてコケるのが巧妙なのに自然で、いつも凄いなあと観る度思ってる。
マハゴニー市の興亡。一幕の演奏アレンジ大きく変わって伴奏のずれ方も違う。少しゆっくり目になるテンポも回によって違うけど、聴いてる方はテンション上がりっ放し。今日はトルコ行進曲っぽい音が聞こえてたけど、あれは隠しメロディじゃないんだろうなあ。アンコールで歌いながらのクラップは楽しい
「マハゴニー市の興亡」観て来ました…凄く良かった…まさか今世で観られるとは思っていなかった舞台な上にジャズアレンジが死ぬほど良くて…ちょっと海外で賞とって帰ってきてなんとか全曲CD作りませんか…っていう…舞台は(あと多分ジャズも)生だから良いんですけど…名作あまりに儚い…
KAAT「マハゴニー市の興亡」中尾ミエさんですら今迄で一番難しいとおっしゃったそう。それでも音楽監督のスガさんが気持ち良く歌える音にアレンジしてる部分もあるという。確かに聴き覚えがあるフレーズでほっとしたとこもありました。
マハゴニー市の興亡を見てきました。ジャズテイストでしたが原作はブレヒト作曲のオペラだそうです。市民席、見るというか、そこに自分が存在しているというのか。あの舞台にあるもの全てが人間の欲だった。とにかくもう一度見るしかないです。
KAAT「マハゴニー市の興亡」市の興から亡までを描く。原典は1930年のオペラということで展開はツッコミどころ満載。逃亡犯3人が何もない荒野で数週間で歓楽の街作るってどーやって?だし隠れてなくて良いのか?だしw モーゼがいるからOKなのか?寓話として感覚で受止める作品でした。
「マハゴニー市の興亡」終了。市民席二回目。今回は下手客席側に座ったんだけど、今回の席のほうが舞台で見えない部分も無くて、音楽も物語にも慣れたのもあって面白かった。アフタートークでも言われていたけど、7回終わっても良い意味でこなれない、新鮮味があった。音楽がすごいとやっと思えた。
「マハゴニー市の興亡」、観てきました。 私は舞台にはまだまだ不慣れで、たっすい(一番近くて簡単とかしょうもないとかの意)感想しか言えないけど……。 アフタートークで背中ばかり見せてはいけないと、後ろにいる市民席のお客さんの為に定期的に振り返る耕史くん…、優しい…。
「マハゴニー市の興亡」を観劇んぐ。白井さんがアフタートークで、KAATでしかやれないと言ってたけど、奥行き50mの舞台をダイナミックに活かした見事な演出。石田治部こと山本耕史さんの歌声素敵。中尾ミエさんのアースラ感がハンパない。市民が最後に大活躍。ダンサーに日出郎と加藤紗里発見。
『マハゴニー市の興亡』今日はバンドの演奏が攻めてて凄かった。個人的に最も印象的な「死んだらそれまでさ〜」の曲は、前半で山本耕史さんが唄うのと後半でマルシアさんが唄うのとでアレンジも違うし場面も違うしで全く違う曲に聴こえて興味深い。最後アンコールでもこの曲を全員でやっていた。
マハゴニー市の興亡、ジャズと強いメッセージと見応え充分でした。 最近は2.5次元だったり若手主体の舞台へ行ってたが、改めて山本耕史の演技力と歌唱力は凄いなぁと。 ステージも独特で最後には市民席の方々も参加するっていう新しいスタイルがまた、面白さの1つ。
上演中のこんな時期に言うのも何だけど、マハゴニー市の興亡のCDが欲しい。DVDならもっと嬉しいけど。耳に残ってるの自分で歌って録音するって芸術に対する暴挙に出てしかも観劇しては上書き修正する奇特な人になってる。オペラもいいけどあのメロディをアレンジをずっと覚えておきたいんだよなあ
「マハゴニー市の興亡」観た。初めてだったけど、ブレヒト面白いじゃん!第一幕では「世の中、そんなに単純じゃないよ、現代では」と思ったが、第二幕ではどんどん過激になっていくのが凄かった。最後あたりは想像以上の光景が観れた。想像以上すぎて、ちょっと印象が薄いくらい(笑)。
『マハゴニー市の興亡』で思い出してたけど山本耕史氏、ほぼ6割がた酔っ払っいで(演技)ふらつきかたとかさすがだし喋っても泥酔者以外の何者でもないんだけど、どんな姿勢で動いてもどこ向いてても(どんな卑猥な言葉でもw)一音漏らさずきっちり聞き取れるのが本当にすごいな!ってしみじみ驚いた
●キャスト● 山本耕史/マルシア/中尾ミエ/上條恒彦/古谷一行 ほか ●スタッフ● 作=ベルトルト・ブレヒト 作曲=クルト・ヴァイル 翻訳=酒寄進一 演出・上演台本・訳詞=白井晃 音楽監督=スガダイロー 振付=Ruu ●入場料・公演時間・その他● 指定S席8,500円/A席7,500円/B席5,000円/3階席2,000円、マハゴニー市民席(舞台上自由席)5,000円、6・7日プレビュー公演5,000円/マハゴニー市民席3,000円 *65歳以上・24歳以下・高校生以下料金あり 約2時間20分(休20分)
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