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【レビュー】舞台『LePere 父』の感想評判評価

舞台『LePere 父』口コミ感想ネタバレ 舞台『LePere 父』あらすじ 公開上映中おすすめ舞台ミュージカル

「物語が進むにつれそのやり取りが迫力を増し、ぐいぐいと引き込まれてしまいました!」「認知症の症状を当事者の側から映した作品は初めてで新鮮でした!」「このテーマとの向き合い方は難しいと改めて感じた!」


上映中【2019/2/2(土)~2019/3/17(日)公開】

舞台『LePere 父』とは

フランス演劇賞最高位のモリエール賞
最優秀脚本賞を受賞
(トニー賞とローレンス・オリビエ賞の主演男優賞受賞)
フロリアン・ゼレールの最高傑作
30か国以上の上演で大絶賛を受け、待望の日本初演!

フランスオリジナル版を演出した気鋭演出家ラディスラス・ショラーが日本で初めて演出、各国を代表する名優が演じてきた父アンドレを橋爪功が、娘アンヌを若村麻由美が、二人の周辺の人々を実力派として定評がある今井朋彦と吉見一豊、元宝塚歌劇団トップスター壮一帆、進境著しい太田緑ロランスが演じる期待作。

アルツハイマーの症状が出始め、自分の変化に困惑する父と戸惑う娘。
その驚くほど無防備な愛の残酷さと忍耐の限界をユーモラスに描いた哀しい喜劇。

 

 

 

キャスト
橋爪功
若村麻由美
壮一帆
太田緑ロランス
吉見一豊
今井朋彦
スタッフ
作:フロリアン・ゼレール
演出:ラディスラス・ショラー
入場料・上演時間・その他
 入場料金
一般 7,000円  65歳以上 6,000円  25歳以下 3,000円  高校生以下 1,000円
※65歳以上、25歳以下、高校生以下チケットは、劇場ボックスオフィスにて取扱。(枚数限定・要証明書)
※障害をお持ちの方:割引料金にてご観劇いただけます。詳しくは、劇場ボックスオフィスまで。(要事前予約)
【託児サービスのご案内】 東京芸術劇場でご鑑賞の際には、一時託児をご利用いただけます。 (有料・定員制・希望日1週間前迄に要申込))

 

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舞台『LePere 父』を観た人の感想、評価、口コミ

 

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本当に素晴らしい舞台だった。 フランス原作で、そのらしさも残しつつの、世界共通というか人として共通の時間の流れという抗いようのないものへの人間の無力さとだからこその生きている意味とを上質な上演時間で綴っていた。 どの世代が見ても誠実に生きることへの問いかけがある作品だと思いました。 そしてやっぱりヅメさんは国宝。役者とは演劇とはなんぞやを問いかけられるような。本人、そんな気全くないんだろうけど。笑 「お前みたいな役者がいて良いんだよ」というヅメさんの言葉を、私はどう受け止めてこれから生きていくんだろう。 それが自分でも楽しみになった時間でした。 こんな舞台を、ヅメさんの芝居を、当たり前のように人生の糧にできる世界になったら、良いなぁという夢を持って。 #東京芸術劇場 #lepere父 #橋爪功 #演劇 #舞台 #theatre

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◉東京芸術劇場シアターイーストで橋爪功さん 若村麻由美さん出演の「LePere父」を観てまいりました。
橋爪さんは家族はつらいよでお気に入りの俳優さんとなり、本舞台の前半もそんなイメージで拝見しておりました😊
しかし、物語が進むにつれそのやり取りが迫力をまし、ぐいぐいと引き込まれてしまいました😳

いやー橋爪さんって凄い役者さんだったんですね😓(市村正親さんに引き続き、勉強不足ですみません😓😓😓)
若村さんは夏子の酒 以来のファンですが、今てもお綺麗です🥰もちろんお芝居も素晴らしかったです😊
ストーリーが老人問題(認知症)という事で身近な題材を扱ってます。

視点が主に認知症の老人側なので、
暗転ごとの話しの繋がりが徐々に合わなくなり、笑いが恐怖にかわっていきます。
自分もいずれあのような思いをするのでしょうか.....考えさせられる作品でした。

 

◉『Le Père 父』
認知症の症状が出始めた父の、様々な記憶が混濁し困惑する様が、その父からの視点で進んでいくため、
それを観る側も、次々訪れる辻褄の合わない出来事に、父と同じ困惑を感じながらストーリーに引き込まれていく、ある種不思議なお芝居。

「驚くほど無防備な愛の残酷さと忍耐の限界をユーモラスに描いた哀しい喜劇。」というキャッチに、
何か救いのような結末を期待しての観劇だったが、やはりこのテーマとの向き合い方は難しいと改めて感じた。

 

 

◉lepère父 笑ってしまう部分もあるけれどら全編通して辛い。

認知症の父目線で話が進むので場面転換も多く、
演者が達者な方々なので父の混乱や恐怖も娘夫婦の疲弊もリアルに感じられて
鑑賞後は何も考えられないくらいぐったりした。
これは平日行けない。チケットとれて良かった。

 

◉「Le Père 父」を観劇

(誰か)「私○○です」
(アンドレ&私)「え!誰!?」注:○○は既に登場済み
と、認知症患者・アンドレの困惑や混乱、不安を共有しつつ彼の周りの人たちの視点もあって
「今見ているのは誰の、いつの記憶で本当の事なのか?」と惑わされ……

身近な人がまるで知らない他人のように見えたり、
順撮りではないドラマを無編集で見るような時間の混乱もあって全てが疑わしく見えてしまうのは、
まさに認知症患者が陥る疑心暗鬼を追体験していたのかも

認知症の症状を介護の側でなく当事者の側から映した作品は初めてで新鮮でした

 

◉認知症のリアルに思いを馳せつつ、
何が凄いって明らかに一番年上の橋爪功さんが一番働いてるの凄いぞ!(←言い方…)

主演だからと言えばそうかもですが、
休憩なしの作品でほぼずっと舞台にいらっしゃったのではないかと…
さすが演劇界屈指の草野球選手なアスリート……

もちろん出演時間の長さだけでなく、認知症の体現も含め、
この人(アンドレ)は病気になる以前のずっと若い頃から同じ手振りで「もういい!あっちへいけ!」と娘を追い払っていたんだろうな、
と思わされるその人物独特の染み付いた癖みたいな物が橋爪さんのお芝居から感じられました

 

◉「Le Pere 父」
認知症の父とその娘というシリアスな話なのだが、クスクスハラハラしんみりあっという間の2時間だった。
衣装とセットがきれい。
数々の不思議の理由というかこのお芝居のアイディアが途中でわかり、
もう一回最初から観せて!という気持ちにもなった。

 

◉LePère 父
老化や他の精神的な要因によって色々な日常生活が困難になった場合は、
頭はしっかりしているのに体が動かせない場合よりは本人の気持ちは楽なのではないか
(把握していないという意味で)と思い込んでいたことがあるのだけど(若い頃ね)、
全くそんなことはないことが改めて実感できる。

 

◉LePère 父
橋爪さんと若村さんの役柄設定しか頭にない状態で観る。
どちらの役の状態にも将来自分がなりえるので何とも言えない気持ちに。

お芝居の魅力の一つは、普段の自分周りの生活だけでは見えていない、
別の視点を与えられて物・事・人を見られるようになることだと思うのだけど、これは正に。

 

◉フランス🇫🇷の戯曲だけど、認知症の人の見え方や記憶。
認知症の人側からは、こう見えるのか?など非常に興味深く観劇した。
気のせいか、お年を召した方が多かった気がした。

 

◉LePere父、これは今観ちゃやっぱりイカンかった。
いろいろリアル過ぎるのと、
将来の不安がズッシリのし掛かってくるのとでどよーんとして劇場出たところで愚妹からのメールが到着して、
もうほんとに最悪のどよーん状態に陥ってる。

 

◉Le Père
会場シアターイーストの出入口にティッシュが用意されていて、
とても細やかな心配りだなぁと思った…

橋爪さんは演技なのか素なのか曖昧なほどに役を体に落とし込んでいらして
父の側から描かれた世界で、眩しい光に浮かび上がる、迷路のように果てしない孤独の追体験

そして若村さんのことをすごく好きになってしまった とても切実な演技をする方だと思った

 

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最新みんなのレビュー

なかなか面白い

Rated 5.0 out of 5
2024年1月28日

若干の宝塚感的な演出はあるものの、最近あまりない感じのミュージカルだと思った演劇にありがちな中弛みも少なく(1幕中にちょっとはある)、アドリブも入れやすいのでは⁈と思った。また、主役の一人悪目立ちのような感じもなく、歌も踊りも平均して皆上手い。音楽も飽きが来ずよかった。

すーさん

面白かった‥けど

Rated 3.0 out of 5
2024年1月27日

出演者全員芸達者で、早口のセリフの応酬

しかも英語も。

前半の翻訳を違えて話が進んでいくアイデアは面白いけど少々長すぎ。何処かの勘違いコントみたい。

一気にミステリータッチになる後半の方が良かったです。英語と鹿児島弁が飛び交うのは斬新でした。

めいちゃん

ストーリーは雑、音楽はひどい、でも役者さんの技術は高く熱演

Rated 1.0 out of 5
2024年1月20日

ストーリーが大雑把でセリフが上滑り、せっかくのベートヴェンの美しいメロディなのに編曲と歌詞がいただけない。舞台芸術も魅力無くセンスが悪い。3時間無駄にした気が。。。役者さんの熱演だけが救いでしたが、心に届く楽曲は1曲もないミュージカルでした。

KP

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